ABOUT
CFT²とは?
繊維to繊維
資源循環構築コンソーシアム
背景・課題
私たち、繊維産業が
向き合う現実
大量の衣料品が焼却・
埋立されている現実
毎日の生活に欠かせない衣料品。その一方で、家庭や事業者から手放された衣料品の多くは、資源として再活用されないまま廃棄されているのが現状です。こうした状況を背景に、繊維産業では、繊維から繊維への水平リサイクルなどの取り組みを通じた「循環経済(サーキュラーエコノミー)」への移行が求められています。

- <留意事項>
- ※「*」印のついた主体に投入された衣類は、在庫・使用・退蔵等を理由に一定時間ストックされた後、排出されるため、推計対象年におけるインプットとアウトプットの値は一致せず、その差分がストックの年間増加量/減少量となる。
- ※「CtoC リユース」とは、親類や友人への譲渡、バザー、フリーマーケット (オフライン)、 フリマアプリ、ネットオークションを指す。
- ※「資源として回収」とは、一般廃棄物 (資源物) としての廃棄、下取り・店頭回収・集団回収への排出を指す。
- ※ 点線 (--)は値が不明なフロー。
- ※ 各合計値は、四捨五入の関係で和が一致しない場合がある。
- 引用: 環境省 R6循環型ファッションの推進方策に関する調査業務「2024年版 衣類のマテリアルフロー」(R7年7月 三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
繊維リサイクルの課題
これまで、繊維メーカー各社は、それぞれの強みや技術領域を活かしながら、各素材に対応したリサイクル技術の開発を進めてきました。
しかしながら、衣服はポリエステルや綿、ウールなど複数の素材に加え、ボタンやファスナーといった付属品も組み合わさった「異素材複合体」であるため、そのままの状態ではリサイクルすることが困難です。
リサイクルを行うためには、まず素材ごとに適切に分離する必要がありますが、多様な素材や部材からなる衣服の分離・資源化を一社の技術や知見のみで実現するには限界があります。

CFT²の設立
社会課題の解決に向けて、ともに挑む
こうした課題を解決し、「繊維to繊維」資源循環を実現するため、日本の繊維事業者、バイオ研究機関の6者が連携。(帝人フロンティア株式会社、倉敷紡績株式会社、公益財団法人 地球環境産業技術研究機構(RITE)、東レ株式会社、日清紡テキスタイル株式会社、日本毛織株式会社)
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募する「バイオものづくり革命推進事業*」に「繊維to繊維の資源循環構築の実現に向けた研究開発・実証」を共同で提案し、採択されました。
さらに、6者でコンソーシアム「Consortium for Fiber to Fiber(CFT²:シーエフティーツー)」を設立し、本プロジェクトを進めています。
*「バイオものづくり革命推進事業」:経済産業省が定めた研究開発計画に基づき、従来の化石資源に依存した製造プロセスを、微生物や酵素などのバイオ技術によって置き換えることで、脱炭素社会・循環型社会の実現を目指す国家プロジェクト。
CFT²が描く未来
廃棄衣料品を
「未来の資源」に。
そして新たな繊維製品へ。
6者の技術と知見を結集し、衣料品の選別、分離、リサイクルの技術開発を進めるとともに、生活者へ「衣料品を捨てない選択」を促す取り組みを実施するなど、「繊維to繊維」資源循環システムの構築を目指します。

